2011年8月4日木曜日

ナマケモノ(モーリィ

こんにちは。
今日はちょっと最近お気に入りの動物、ナマケモノについて書いていきたいなぁと思います。

ナマケモノといいますと



/ ダルい… \


こういう風に木にダルそうにぶら下がっているイメージがあると思います。
まあ、あまり写真などを見たことがなくても日本人なら確実に知っている動物ですね。
有名ですから、悪い意味で

そんなナマケモノですが、その生態系や、実際にどの程度ナマケモノなのかはあまり知られていないと思います。
そんな訳でそこらへんを書いていこうかなぁと思っています、はい。

最初にナマケモノ脅威のメカニズム、生活環境について書きます。
ナマケモノは熱帯林で生活しています。上の画像を見れば分かりますがこの長い四肢と、その先にあるカギ爪を使い樹上で生活を営みます。
どのくらい樹の上にいるかというと、一生のほとんど
食事に睡眠、交尾に出産と全部樹の上で済ますという…それで週に1回程度排便排尿のために木からおります。

/キシャー\


排便までの期間が長すぎないか?と思いますがナマケモノが1日に摂取する食事(植物)量はなんと脅威の8グラム。1円玉8枚分です。すごい少ない。

こんな食事量ですが彼らは代謝が低いのでちょうど良かったりします。ちなみに哺乳類では珍しい変温動物です。代謝を抑えるための進化だそうですが…どれだけ代謝を抑えたいのでしょう。
更に血圧なんかは低すぎて測定不能、やる気あるのか!?

いいえありません、ナマケモノだもの。

しかしまあ、この代謝の低さが災いし、満腹なのに餓死という離れ業をやってのけたりします。
概要は簡単。変温動物のため自身の力で体温を上げられない。よって日光浴は必要不可欠。
しかし熱帯林が生息地なので当然雨季がある。
その結果、代謝量低下で胃の中身を消化できず、栄養が補給できずに餓死するというものなのです。

そんなナマケモノさんですが自然界では絶好のカモです。肉食動物からしたら木にくっ付いた生肉と言い換えてもいいでしょう。なにせピューマが木を登ってきているのに逃げない。
というか筋肉が弱く、早く動けないので逃げられないのです。
ここら辺は動画もありますが、いくら自然界の摂理と言ってもちょっと悲しくなるので貼らないでおきます。


下から天敵が来るなら木の高いところに居れば良いじゃないのかとも我々が思いますがそこは自然界、まだまだ敵はいる。
/ギャオーーーーー!\

ワシです。このワシが大空からナマケモノを見つけ、その強靭な一撃でさらっていってしまいます。
ちなみにワシの食事の3分の1がナマケモノという…
ちょっとノリノリで書いていたんですがなんだか悲しくなってきました……
最後に数枚ナマケモノの画像貼って終わります…愛嬌があってかわいいと思うんですが、自然界では役に立たないんですねぇ…



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